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雨漏りしにくい屋根はどんな屋根?

リフォーム・住宅情報のプロが教える裏技
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こんにちは。

元リフォーム営業マンのユースケ(@Yusukederax)ですです。
転職も4回してるのでこれまでの経験を皆さんにお伝えしていきます。

さて、今回は家で最も大切な部分ともいえる屋根についてお伝えします。

屋根の形によって雨漏りし易い、しにくいとありますので参考にしてください。

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屋根の形状どんなのがあるの?

私が以前勤めていたリフォーム店は瓦屋さんから始まったお店でした。
ですので社内に瓦技能士の資格を持った職人さんも居ました。

そのため雨漏り修理のお声がけをいただくことも多く、勤めている間にかなり勉強させていただき
ました。

これまでの経験から雨漏りしにくい形状、しやすい形状が分かったため皆さんにもお伝えして
行きたいと思います。

1.切妻屋根

まずは、屋根と言ったらこの形を想像すると思います。
切妻(きりずま)屋根。

一番てっぺんの直線になった部分を棟と呼びます。
そこから2辺に分かれ各方向に雨が流れてい行きます。

最近建てられたおうちの屋根で瓦や、板金(ガルバリウム鋼板)の
屋根であればこの形が雨漏りしにくい形だと思います。

ただし古いお家の場合、切妻屋根も雨漏りします。

お家の建てられた年代により雨漏りの原因はそれぞれですので
今後詳しく解説していきます。

 

2.片流れ屋根

最近建てられたお家でよく見かけるのがこの片流れ(かたながれ)屋根。
デザイン的におしゃれですよね。
また、太陽光パネルを設置する際、南側に一面貼れるメリットもある
からでしょうかよく選ばれる屋根の形です。

片流れ屋根の場合施工に気を付けていなければ雨漏りし易い構造と言え
ます。

なぜ雨漏りし易い構造なのかは別途解説したいと思います。

3.寄棟屋根

一昔前に流行った?屋根の形状がこの寄棟(よせむね)屋根です。

最近屋根材として使われる板金(ガルバリウム鋼板)材の前によく使われた
平板スレート瓦の屋根にこの形の屋根が多かったような気がします。

平板スレート瓦以外にも、釉薬瓦で葺かれたお家もよくありましたね。

この屋根の場合、棟が5本あります。
一番てっぺんが大棟と、そこから四隅へ流れる棟が4本です。

基本、屋根は継ぎ目が少ない方が雨水の侵入箇所が減りますので
寄棟も施工に注意しなければ雨漏りする可能性は高くなります。

4.入母屋造

最近では、この形状の屋根は少なくなったのではないでしょうか。
この様な形状の屋根を入母屋(いりもや)造、または単に入母屋と言ったり
します。

切妻と寄棟を足したような形です。
この形の屋根だと和型の本瓦で葺かれた立派なお家が多いですね。

入母屋の場合、築年数が古いケースが多いので必然的に雨漏りも多かった
イメージがあります。
築年数が古い分葺き方も昔の葺き方(土葺き)が多いため雨漏りし易い傾向
ですね。

5.陸屋根

上の図のような真っ平らな屋根のことを陸屋根(ろくやね)といいます。

陸屋根の場合ほぼ勾配がないため瓦やガルバリウム鋼板を葺くことは
ありません。

FRP防水や防水塗装等を施し、数か所に排水ドレンを設置してそこから
排水させます。

防水がしっかりしていれば雨漏りすることは少ないですが、メンテナンス
を怠ると雨漏りは起こってしまいます。

まとめ

屋根の形状は上記以外にも沢山ありますが、主要な形状を紹介
致しました。
各形状の雨漏り原因などについては其々詳しく説明していきますので
しばしお待ちください。

また、皆さんのお家の屋根について不安に思うことや、質問等ありま
したらできる限りお答えしたいのでご質問ください。

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